ボクシングファン.net > 注目の現役ボクサー > ミッケル・ケスラー

ミッケル・ケスラー

次回はビタリ・クリチコがディレック・チゾラと拳を交える8度目の防衛戦!
WOWOWエキサイトマッチ視聴(2月19日6:00生放送)の詳細は「WOWOW公式サイト
ボクシングファン.netの記事をはてなブックマークに追加する

美しいボクシングを披露するスタイリッシュな強打者

ミッケル・ケスラーはパワーでも技術でも相手を圧倒することができる攻防兼備のボクサーです。「ボクシングの教科書」があるなら、間違いなく掲載されるタイプで、序盤はガードを高く構えながら左ジャブを突いて確実にポイントを奪い、チャンスがあれば中盤から後半にかけて仕留める手堅いボクシングをします。

最短距離を走る左ジャブ、ノーモーションで打ち込む右ストレート、相手のパンチをブロックする鉄壁のガードなど、攻撃も守備もハイレベルで、パワーだけでなく、技術で相手をねじ伏せられることが大きな強みですね。特別KO勝利にこだわるボクシングスタイルではありませんが、KO率は高いですよ。

ちなみに、デンマーク出身であることから「バイキング・ウォーリアー」や「ヒットマン」というニックネームが付いています。しかし、ミッケル・ケスラーのボクシングからは「荒っぽさ」の香りがしないんです。エレガントと言いましょうか、スタイリッシュと言いましょうか、相手を傷つける前に倒してしまう、ある種の美しさがあります。

ミッケル・ケスラーが初の世界タイトルを手にしたのは2004年。マニー・シアカが持つWBA世界スーパーミドル級タイトルに挑戦し、8ラウンドTKO勝ちで、全勝のまま世界チャンピオンに輝きます。さらに、2006年10年には、ドイツ出身のWBC世界スーパーミドル級チャンピオン、マルクス・バイエルと王座統一をかけて激突

ヨーロッパを代表するテクニシャン同士の大一番で、真価を発揮したのはミッケル・ケスラー。サウスポーのマルクス・バイエルに対して、序盤から左ジャブを連打します。「サウスポー、しかもマルクス・バイエル相手にこれだけ左ジャブを打ち込めるなんて、すごいなあ」と感心していると、3ラウンド、ミッケル・ケスラーが左ジャブで距離を測り、最短距離を走る右ストレートでマルクス・バイエルをKO。あっけなく王座統一に成功します。

ミッケル・ケスラーが圧倒的な勝利で、王座を統一したことによって、10年間王座を守り続けているWBO世界スーパーミドル級チャンピオン、ジョー・カルザゲとの統一戦を期待する声が高まり、2007年11月、ついにミッケル・ケスラー対ジョー・カルザゲの王座統一戦が実現します。しかし、全勝チャンピオン同士の誇りをかけたドリームマッチで、「ウェールズの誇り」、ジョー・カルザゲに判定負けを喫し、王座陥落。

プロ初黒星を喫したミッケル・ケスラーですが、2008年6月、空位となったWBA世界スーパーミドル級タイトルをディミトリー・サルティソンと争い、12ラウンドKO勝ちで再び世界タイトルを奪取。ジョー・カルザゲとの王座統一戦で失ったタイトルの奪還に成功します。

さらに、2008年10月、ランキング1位のダニロ・ホイスラーと初防衛戦を行い、3ラウンドKO勝ちでタイトル防衛に成功。ランキング1位の指名挑戦者を一蹴し、「ミッケル・ケスラーの強さ」を印象付けた試合でしたね。

10年以上スーパーミドル級を引っ張ってきた第一人者のジョー・カルザゲがタイトルを返上したことで、今後はミッケル・ケスラーの存在感がますます大きくなるはずです。ジョー・カルザゲにこそ敗れはしましたが、攻防のバランスが良く、無理をしないボクシングなので、長期政権を築く可能性は高いと思いますよ。対戦相手としては、一番避けたいタイプのボクサーですね。

ミッケル・ケスラーのプロフィール

本名 ミッケル・ケスラー
誕生日 1979年3月1日
ニックネーム バイキング・ウォーリアー、ヒットマン
戦績 45戦43勝32KO2敗
獲得タイトル
  • WBA世界スーパーミドル級タイトル
  • WBC世界スーパーミドル級タイトル
ボクシングファン.net > 注目の現役ボクサー > ミッケル・ケスラー

ボクシングファン.net 新着情報

ボクシング観戦日記
ボクシングニュース
注目の現役ボクサー
伝説のチャンピオン
ボクシングの基礎知識
歴史に残るボクシング名勝負