市販の体脂肪計で使われる測定法はインピーダンス法
体脂肪率の測定には、水中体重法やインピーダンス法など、いろいろな測定法がありますが、市販の体脂肪計でよく使われている測定法はインピーダンス法です。インピーダンス法とは、電気抵抗を利用して体脂肪率を測定する方法で、体に微量の電気を流して電気抵抗を測定し、体脂肪率を算出します。
少し専門的な説明になりましたが、個人で肥満解消ダイエットに取り組むのであれば、インピーダンス法について特に詳しく知る必要はなく、「電気抵抗を利用して体脂肪率を測るんだな」と知っていただければ十分です。それでは、体脂肪率を正しく測定するための具体的なポイントをチェックしていきましょう。
体脂肪率を正しく測定するための注意点
(1) 足の裏をきれいにして裸足で測定する
乗って測定する体脂肪計の場合、体脂肪計の表面と足の裏(かかと)の間に何かがあると、電気抵抗に誤差が生まれ、正確な数値を測定することができません。体脂肪率を正確に測定するため、体脂肪計に乗る前に足をきれいにして、裸足で測定しましょう。
(2) 腕や脚を伸ばした状態で測定する
体脂肪率を測定するときは、腕や脚を伸ばした状態で測定しましょう。腕や脚が曲った状態で体脂肪計に乗ると、筋肉の断面積が大きくなるため、脂肪以外の量が実際より多く測定されてしまい、実際の体脂肪率より低い数値が計測されてしまいます。体脂肪計に乗るときは、腕や脚をしっかり伸ばすことがポイントです。
(3) 激しい運動や食後すぐの測定は避ける
運動をすると汗をかき、体の水分が減るので、電気が流れにくい状態になります。その状態で体脂肪率を測ると、脂肪以外が実際よりも少ない量で測定されてしまうため、実際の体脂肪率より高い数値が計測されてしまいます。
また、食事を終えてすぐに体脂肪率を測定しようとすると、食べた物を消化するため、胃の周り(つまり上半身)に血液(つまり水分)が集まり、実際の体脂肪率よりも高い数値が計測されてしまいます。食後に体脂肪率を測定する場合は、食後から2時間待って測定しましょう。
(4) 体脂肪率は夕方以降に測定する
体内の電気抵抗は1日のうちで大きく変動し、最も電気抵抗が大きいのは起床直後で、夕方以降になると、電気抵抗は少なくなります。なぜこのような変動が起きるかというと、寝ている状態では体内の水分が均等に行き渡っているのに対して、立っている状態では水分が下半身に集中するからなんです。
つまり、起きてからすぐに体脂肪率を測定すると、主に電流が流れる下半身に水分に行き渡っていない状態なので、実際の体脂肪率よりも高い数値が計測されてしまいます。ちなみに、管理人は夕方5時をメドに体脂肪率を測定しています。毎日、同じ時間、同じ機械で体脂肪率と体重を測定すると、ダイエットの変化がわかりやすくていいですよ。

