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まさかの結末!ポール・ウィリアムス対カーミット・シントロン

次回はビタリ・クリチコがディレック・チゾラと拳を交える8度目の防衛戦!
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スーパーウェルター級12回戦

元2階級制覇
チャンピオン
ポール・ウィリアムス(アメリカ)
戦績:39戦38勝27KO1敗
元IBF世界ウェルター
チャンピオン
カーミット・シントロン(プエルトリコ)
戦績:35戦32勝28KO2敗1分

試合内容

マニー・パッキャオと並び、ボクシング界の「パウンド・フォー・パウンド」の呼び声が高いポール・ウィリアムスが、プエルトリコ出身のハードパンチャー、カーミット・シントロンと激突します。ノンタイトルマッチですが、人気、実力とも申し分ないボクサー同士の対決だけに、世界中のボクシングファンが注目する好カードですね。

試合は1ラウンドからスリリングな打ち合いが展開されます。長身で驚異的なリーチ(208センチ)を誇るサウスポーのポール・ウィリアムスが右ジャブを突きながらドンドン前へ出て、左ストレート、左右のフックを連打。一方のカーミット・シントロンはポール・ウィリアムスの打ち終わりを狙って、一発一発力を込めてパンチを合わせて反撃しています。

試合前は「距離と手数で上回るウィリアムスがシントロンを圧倒するんじゃないかな?」とポール・ウィリアムスの有利を予想していたのですが、ポール・ウィリアムスが自分から距離を詰めて戦おうとするため、カーミット・シントロンのパンチもときどきヒットしています。一発で相手の意識を刈り取る強打を持つカーミット・シントロンだけに「タイミングさえ合えば、タフなウィリアムスでも倒れるんじゃない?」と期待しちゃいますね。

ポール・ウィリアムスのペースで迎えた4ラウンド開始直後、ポール・ウィリアムスがカーミット・シントロンをロープへ詰めて左ストレートを連打します。「うわ、ロープに詰められるとシントロンは厳しいよ」と思っていると、ポール・ウィリアムスの打ち終わりを狙ってカーミット・シントロンが強烈な右ストレートのカウンターをポール・ウィリアムスの顔面に叩き込みます。

「あ、効いた!」と思わず叫ぶ管理人。ポール・ウィリアムスが一瞬たたらを踏むほどの威力で、カーミット・シントロンにとっては願ってもないチャンスです。カーミット・シントロンは「ここが勝負」とばかりポール・ウィリアムスに襲い掛かりますが、ポール・ウィリアムスがカーミット・シントロンにクリンチしてピンチをしのごうとします。

すると、ポール・ウィリアムスの足がカーミット・シントロンの足に引っかかり、両者がもつれるように転倒!ポール・ウィリアムスに振り回される格好で転倒したカーミット・シントロンはそのままリングの下に落ちて頭(特に首)を強打し、立ち上がることができません。

結局、カーミット・シントロンは試合を続行することができず、カリフォルニア州ルールにより、4ラウンド途中までの採点で勝敗を決することになりました。結果は2人のジャッジがポール・ウィリアムス、残り1人のジャッジがカーミット・シントロンを支持。ポール・ウィリアムスがカーミット・シントロンに4ラウンド負傷判定勝ちを収めました。

何とも珍しいアクシデントで、勝ったポール・ウィリアムスも浮かない顔をしていましたね。ABC(Association of Boxing Commissions)ルールやボクシングの国際ルールでは4ラウンド終了していない場合は負傷引き分けになると思うのですが、この試合が行われているカリフォルニア州では3ラウンド終了で採点をとることができるそうです。ただ、ポール・ウィリアムス、カーミット・シントロンのどちらにとっても納得のいかない結果ではないでしょうか?ぜひ再戦で決着をつけてほしいですね。

試合結果

試合結果 ポール・ウィリアムスが4ラウンド負傷判定勝ち。管理人の採点は39-37でポール・ウィリアムスの勝ちでした。
【公式ジャッジの採点結果】
  • 40-36(ポール・ウィリアムス)
  • 39-37(ポール・ウィリアムス)
  • 40-36(カーミット・シントロン)
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