両雄が死闘を尽くした2008年のボクシング名勝負10
2008年は、世界タイトルマッチ、ノンタイトルマッチを含めて約100試合を観戦しました。全試合の観戦日記を読み返し、「すごいモノを観てしまった」と感動した名勝負や、「わずかな差が勝敗を分けたんだなあ」とため息をつきながら、ボクシングの奥深さを感じた接戦がたくさんあり、改めて「ボクシングの美学」に触れた気がします。
「名勝負」と聞いて、あなたは何を想像するでしょうか?豪快なKO?それとも僅差の接戦?今さら言葉にする必要はないかもしれませんが、「名勝負」に明確な定義はありません。ボクサーがそれぞれの個性を持つように、試合もそれぞれの個性を持っているからです。ボクサーの個性が試合の個性を引き出し、引き出された個性が観客(ボクシングファン)の個性と調和することで「名勝負」が誕生します。
そして、名勝負の中の名勝負が「ベストマッチ」です。ボクシングファンの個性と最も強く結びついた1試合のみに与えられる称号ですね。もしかすると、「Best Match」の「Match」には「試合」という意味だけでなく、「個性が調和する」という意味も含まれているのかもしれません。英語では、格闘技の試合を「Bout」と呼ぶため、「Best Bout」という呼び方が一般的ですが、管理人は「Best Match」と呼ぶほうが個性が感じられるので、好きです。
「名勝負」を選ぶ際、管理人は「両者の持ち味がどれだけ発揮されたか?」を基準に考えています。一方的な試合、衝撃に残った試合は、後日紹介予定の「衝撃の試合トップ10」にまかせることにしましょう。それでは、ラッパきよしが選ぶ「2008年の名勝負10」です。
2008年の名勝負ランキング10
2008年、管理人が選んだ「ベストマッチ」は「ウェルター級最強決定戦!ミゲール・コット対アントニオ・マルガリート」でした。ミゲール・コットの大ファンを公言している管理人にとって、悲しい結末に終わり、その日は放心状態で過ごしましたが、「ボクシングの美学」が凝縮された、死闘でしたね。2008年だけでなく、ボクシングの歴史に残る名勝負です。
