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オスカー・ラリオスが再び2階級制覇に挑戦

次回はビタリ・クリチコがディレック・チゾラと拳を交える8度目の防衛戦!
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WBC世界フェザー級暫定王座決定戦

WBC世界
フェザー級3位
オスカー・ラリオス(メキシコ)
戦績:67戦60勝37KO6敗1分
WBC世界
フェザー級10位
フェイデル・ビロリア(コロンビア)
戦績:25戦21勝15KO2敗2分

試合内容

ホルヘ・リナレスの右肩負傷によって実現した今回の暫定王座決定戦。ホルヘ・リナレスに挑戦する予定だったコロンビア出身のフェイデル・ビロリアと対戦するのは、2007年7月に当時空位だったWBC世界フェザー級タイトルをリナレスと争ったオスカー・ラリオスです。ラリオスにとっては願ってもないチャンスで、勝てば2階級制覇。ぜひともチャンスを活かしたいところですね。

序盤ペースを握ったのは世界戦初登場のビロリア。ビロリアの試合を初めて観たのですが、スピード豊かで、まとまりのあるボクサーです。パンチ力はそれほどあるボクサーではないと思うのですが、ハンドスピードとパンチのキレがありますね。特に左ジャブ、左フックなど、左の使い方は上手いです。ビロリアのスピードに翻弄されて、序盤は完全にラリオスがおされてたのは驚きでした。

「ありゃ?ラリオス危ないかも」と思い始めた4ラウンド。ラリオスが勝負をかけます。ガードを固めて懐に飛び込み、今まで以上に接近戦で勝負をかけます。ビロリアの懐に飛び込む際、多少打たれても構わないという勇気のある作戦です。結果的に、この作戦が吉と出ました。

5ラウンドのゴングが鳴ると、ラリオスがさらにプレッシャーを強めます。ビロリアをコーナーへ追い詰め、強烈な右ストレート。一瞬腰が落ちたビロリアに対して、今後は左右の連打を浴びせ、ダウンを奪います。管理人が「このラウンドで決めれるかな?」と思っていると、立ち上がってきたビロリアの状態を確認したレフェリーがそのまま試合をストップ。ビロリアのセコンドが一斉に抗議しましたが、判定は覆らず、ラリオスが2階級制覇を達成しました。管理人も「ちょっとストップが早いよ」と思いましたが、ラリオスの底力を感じた試合でした。

暫定チャンピオンとなったラリオスは、リナレスの負傷回復を待って、統一戦を行うことになります。2007年に一度敗れているラリオスにとって、リベンジできる絶好のチャンスですね。2階級制覇と同時にリナレスとの再戦を手に入れたラリオスは最高の気分だと思います。敗れはしましたが、ビロリアももう一度観てみたいと思わせてくれる、まとまりのあるボクサーでした。今回はラリオスの執念の前に敗れてしまいましたが、いずれもう一度世界戦に出てくる可能性大だと思います。初戦がすごくいい試合だったので、リナレスとラリオスの再戦が今から楽しみです。

試合結果

試合結果 オスカー・ラリオスが5ラウンドTKO勝ちで2階級制覇達成。
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