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カルロス・キンタナ対ポール・ウィリアムス!因縁の再戦

次回はビタリ・クリチコがディレック・チゾラと拳を交える8度目の防衛戦!
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WBO世界ウェルター級タイトルマッチ

チャンピオン カルロス・キンタナ(プエルトリコ)
戦績:26戦25勝19KO1敗
挑戦者 ポール・ウィリアムス(アメリカ)
戦績:34戦33勝24KO1敗

試合内容

2008年2月、全米が期待する全勝のスーパースター候補、ポール・ウィリアムスを12ラウンド判定勝利で下し、チャンピオンに輝いたカルロス・キンタナ。プエルトリコ出身の技巧派ボクサー、キンタナは、圧倒的不利という予想が多数をしめる中、カウンターの左ストレートを武器に「2008年最大の番狂わせ」を演じ、身長185センチ、リーチ208センチという恵まれた体を持つウィリアムスにプロ初黒星を付けたのです。

今回のタイトルマッチはキンタナ、ウィリアムスにとって再戦となります。特に気合いが入っているのはウィリアムスでしょう。今後のボクシング界を背負って立つボクサーと期待されながら、まさかの敗北で評価を下げたウィリアムスにとって、キンタナはぜひリベンジしたいボクサーですよね。逆に、キンタナが勝てば、一気にウェルター級戦線の主役に躍り出ることができます。返り討ちか?リベンジか?ウェルター級の行方を左右する注目の再戦は衝撃の結末を迎えました。

ゴングが鳴ると同時に両者の主導権争いが始まります。キンタナ、ウィリアムスともにサウスポー。お互いが右ジャブを突いて右に回り込みながら、左ストレートを打ち込むタイミングをはかります。試合開始から1分過ぎ、キンタナの左ストレートがウィリアムスの顔面をとらえ、この試合初のクリーンヒットを奪います。前回の対戦を思い起こさせるキンタナの攻撃です。

「キンタナ、気合い入りまくりだな」と思っていると、今度はウィリアムスが反撃。1分30秒、右ジャブから、コンパクトな左ストレートをキンタナの顔面にクリーンヒットさせます。キンタナ、ウィリアムスとも一度ずつクリーンヒットを奪ったのですが、決定的に違ったのがパンチの効果。ウィリアムスの左ストレートを受けたキンタナは足元がおぼつかず、かなりのダメージです。

もたれかかるようにクリンチするキンタナに対して、ウィリアムスは「ここが勝負」とばかり、一気に勝負をかけます。左右のフックを連打し、キンタナをコーナーへ追い詰め、会心の左ストレートを打ち込みます。チャンピオンのキンタナは崩れ落ちるようにダウン。ダメージはかなり深く、「続行不可能か?」と思ったのですが、レフェリーは試合続行を指示します。

立ち上がったキンタナはウィリアムスのパンチを避けようと距離を取るのですが、「なんでそのパンチが届くの?」という距離からウィリアムスが左ストレートを放ち、キンタナの顔面をクリーンヒット。グロッキーなキンタナに対して、ウィリアムスがラッシュし、2度目のダウンを奪います。ダウンと同時に、レフェリーが試合をストップし、ウィリアムスがタイトル奪取に成功。完璧な試合内容で、リベンジに成功しました。

ウィリアムスはめちゃくちゃ強かったですね。立ち上がりの動きを見る限り、キンタナの調子は良かったと思いますが、相手の調子がどうこうという次元ではないようです。ウィリアムスが体格的なアドバンテージを活かして、自分のパンチだけが当たる距離で戦えば、誰も勝てないのではないでしょうか?単純な強さだけなら、アントニオ・マルガリート、ミゲール・コット、アンドレ・ベルトのほうがウィリアムスより上でしょう。ただ、ボクシングをしたら、ウィリアムスは「負けない」ですよね。マルガリート、コット、ベルト、シェーン・モズリー、ザブ・ジュダー、誰かウィリアムスに勝てるかな?

試合結果

試合結果 ポール・ウィリアムスが1ラウンドTKO勝ちでタイトル奪取に成功。完璧な試合内容でキンタナにリベンジを果たしました。
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