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カーミット・シントロンとラブモア・ヌドゥの挑戦者決定戦

次回はビタリ・クリチコがディレック・チゾラと拳を交える8度目の防衛戦!
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IBF世界ウェルター級挑戦者決定戦

元IBF世界
ウェルター級チャンピオン
カーミット・シントロン(プエルトリコ)
戦績:31戦29勝27KO2敗
元IBF世界
S・ライト級チャンピオン
ラブモア・ヌドゥ(南アフリカ共和国)
戦績:57戦46勝31KO10敗1分

試合内容

強打の元IBF世界ウェルター級チャンピオン、カーミット・シントロンと、タフな元IBF世界スーパーライト級チャンピオン、ラブモア・ヌドゥがIBF世界ウェルター級タイトルの挑戦権をかけて激突します。カーミット・シントロン、ラブモア・ヌドゥともに好戦的なボクサーなので、打ち合いになりそうですね。

カーミット・シントロンはプエルトリコ出身のハードパンチャー。戦績(31戦29勝27KO2敗)が示すように、攻撃的なファイターで、中間距離から打ち込む右ストレートは破壊力抜群です。3度目の世界タイトル獲得に向けて負けられない一戦ですね。

一方、南アフリカ共和国出身のラブモア・ヌドゥはスタミナとタフネスを兼ね備えたファイター。スーパーライト級時代は持ち前の馬力を活かした戦いで世界の頂点に輝き、今回の挑戦者決定戦は2階級制覇を狙うためにも負けられない戦いとなります。

試合は序盤から両者が体をくっつけて打ち合う予想外の展開。管理人は試合前、「身長で7センチ、リーチで15センチ上回るシントロンがヌドゥを圧倒するんじゃないかな?」と予想していたのですが、ラブモア・ヌドゥが左ジャブ、右フックを打ちながら頭から飛び込む作戦で、カーミット・シントロンに対抗します。

「ヌドゥの馬力はすごいなあ。シントロンが思ったより戦いにくそうだぞ」と思っていると、3ラウンド、カーミット・シントロンが左ボディー、右アッパーを使って、ラブモア・ヌドゥの突進を止める作戦に切り替えます。これまでパンチを出しながらカーミット・シントロンの懐へ飛び込んでいたラブモア・ヌドゥですが、カーミット・シントロンがボディー、右アッパーを打ち始めたことで、ガードに対する意識が強くなり、ラウンドが進むにつれて手数が減り始めます。

ラブモア・ヌドゥの突進がおとなしくなると、試合のペースは徐々にカーミット・シントロンへ傾き、右ストレート、左フック、左ボディーでラブモア・ヌドゥにダメージを与えます。ラブモア・ヌドゥもときどき左フックをカーミット・シントロンの顔面にクリーンヒットさせるのですが、体格差があるためか、スーパーライト級でみせたような相手を後退させるほどのダメージを与えることができません。

逆に、10ラウンド、11ラウンドには、カーミット・シントロンの強烈な左フックがラブモア・ヌドゥの顔面をとらえ、タフなラブモア・ヌドゥがぐらつきます。試合はこのままカーミット・シントロンのペースで進み、12ラウンド判定で、ラブモア・ヌドゥに勝利。IBF世界ウェルター級タイトルの挑戦権を獲得しました。

ラブモア・ヌドゥは思わず応援したくなるほど一生懸命戦っていましたが、最後は体格差が出てしまいましたね。勝ったカーミット・シントロンですが、まともにパンチをもらう場面が目立ち、少し心配になる内容でした。IBF世界ウェルター級チャンピオンのジョシュア・クロッティは、ラブモア・ヌドゥを大きくしたようなボクサーなので、もう少しディフェンスを大事にしないと、カーミット・シントロンは苦しいかもしれませんね。

試合結果

試合結果 カーミット・シントロンが12ラウンド判定勝ちで挑戦権獲得。管理人の採点は116-111でカーミット・シントロンの勝ちでした。
【公式ジャッジの採点結果】
  • 117-110
  • 116-111
  • 115-112
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