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ウーゴ・ガライが敵地ドイツでユルゲン・ブレーマーと激突

次回はビタリ・クリチコがディレック・チゾラと拳を交える8度目の防衛戦!
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WBA世界ライトヘビー級タイトルマッチ

チャンピオン ウーゴ・ガライ(アルゼンチン)
戦績:34戦31勝17KO3敗
挑戦者 ユルゲン・ブレーマー(ドイツ)
戦績:32戦31勝25KO1敗

試合内容

全くタイプが違うボクサー同士のタイトルマッチです。チャンピオンのウーゴ・ガライは手数の多いファイター。とにかく前へ出て相手が嫌になるくらい連打するボクシングで世界を制したウーゴ・ガライは、手数だけでなく、スタミナと打たれ強さも兼ね備えています。

一方、挑戦者のユルゲン・ブレーマーはタイミング抜群のカウンターを得意とするサウスポー。接近しても、離れても戦うことができるテクニシャンで、アマチュア時代にはリッキー・ハットンにKO勝ちした経験もあるそうです。

3度目の世界戦で、悲願の世界タイトルを奪取したウーゴ・ガライがタイトル初防衛に成功するのか?それとも、世界初挑戦のユルゲン・ブレーマーが地元ドイツで初戴冠を果たすのか?試合は序盤から手数の多いスリリングな展開になりました。

試合開始から仕掛けたのは、チャンピオンのウーゴ・ガライ。敵地ドイツということもあって、いつも以上に手数が多く、積極的なボクシングを展開します。万が一、判定までもつれても圧倒的な差があれば大丈夫という作戦です。チャンピオンのウーゴ・ガライは決して器用なボクサーではありませんが、パンチがコンパクトで、相手に打たれても、すぐに打ち返すので、ジャッジの印象も良さそうですね。

挑戦者のユルゲン・ブレーマーは地元ドイツでアピールしたいのか、「接近戦でも勝てる」と思っているのか、あえてウーゴ・ガライの土俵である接近戦で応戦します。ところが、ウーゴ・ガライのプレッシャー、手数が予想以上のようで、試合の前半はユルゲン・ブレーマーが打ち負けるシーンが目立ちます。

「離れて戦えば、挑戦者のブレーマーに分がありそうなんだけどなあ」と思う管理人。しかし、ユルゲン・ブレーマー陣営は作戦を変更することはなく、あくまで接近戦にこだわります。7ラウンド、8ラウンドは、ユルゲン・ブレーマーがカウンターの左ボディーブローで、チャンピオンの動きを止めますが、苦しい中、ウーゴ・ガライも手数で応戦。「手数のウーゴ・ガライ対カウンターのユルゲン・ブレーマー」という図式になってきましたね。

「このままブレーマーがパンチの数を増やせば、逆転できるかもしれないなあ」と思ったのですが、9ラウンド以降はチャンピオンのウーゴ・ガライが回転の速い連打で盛り返し、ユルゲン・ブレーマーに主導権を渡しません。後半の苦しい時間帯、しかも重量級でこれだけパンチを出せるボクサーは珍しいです。普段からすごく密度の濃い練習をしているんでしょうね。

結局、試合はこのままチャンピオンのペースで進み、12ラウンド判定の末、ウーゴ・ガライが敵地ドイツで初防衛に成功しました。試合後半の「最も苦しい時間帯」で両者の差が出ましたね。手数より一発のカウンターに徹したユルゲン・ブレーマーのほうが、手数を出し続けたウーゴ・ガライより、先にスタミナを失ってしまいました。ウーゴ・ガライの手数、スタミナ、打たれ強さは本当に驚異的です。

試合結果

試合結果 ウーゴ・ガライが12ラウンド、3-0の判定勝ちでタイトル初防衛に成功。管理人の採点は117-111でウーゴ・ガライの勝ちでした。
【公式ジャッジの採点結果】
  • 118-110
  • 117-112
  • 116-115
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