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フェリックス・シュトルムとセバスチャン・シルベスターのドイツ人対決

次回はビタリ・クリチコがディレック・チゾラと拳を交える8度目の防衛戦!
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WBA世界ミドル級タイトルマッチ

チャンピオン フェリックス・シュトルム(ドイツ)
戦績:33戦30勝14KO2敗1分
挑戦者 セバスチャン・シルベスター(ドイツ)
戦績:31戦29勝14KO2敗

試合内容

WBA世界ミドル級チャンピオン、フェリックス・シュトルムが世界タイトル初挑戦のセバスチャン・シルベスターを迎えて5度目の防衛戦に挑みます。フェリックス・シュトルムはシドニーオリンピックに出場後、プロに転向したテクニシャン。ガードをしっかりと固めて、左ジャブを中心に攻撃を組み立てる安定した試合運びが特徴です。

一方のセバスチャン・シルベスターはWBAインターコンチネンタル・ミドル級タイトル、IBFインターコンチネンタル・ミドル級タイトル、欧州ミドル級タイトルを獲得した地域タイトルコレクター。着実に実力を付けながら、悲願の世界タイトル獲得のチャンスを手にしました。同じドイツ人のフェリックス・シュトルムを打ち倒して、頂点へたどりつくことができるのでしょうか?

試合は序盤からチャンピオン、フェリックス・シュトルムのペースで進みます。お互いにガードを高く構えて、クリーンヒットを避けようとするボクシングスタイルは同じなのですが、セバスチャン・シルベスターのパンチに比べて、フェリックス・シュトルムのパンチのほうが相手のガードを打ち破っています。特にフェリックス・シュトルムの左ジャブがいいですね。速くて重いです。

フェリックス・シュトルムはほとんど右のパンチを出していないのですが、左ジャブが次々とセバスチャン・シルベスターの顔面をとらえ、試合を支配します。一方のセバスチャン・シルベスターも必死にパンチを出して応戦するのですが、ほとんどのパンチがブロックされ、ポイントを奪うことができません。左ジャブの的中率の差が、試合の明暗を分けているようです。

7ラウンドには、疲れが見え始めたセバスチャン・シルベスターに対して、チャンピオンが強烈なボディーブロー。一瞬、セバスチャン・シルベスターの腰が落ちますが、フェリックス・シュトルムは深追いすることなく、自分のペース、自分のボクシングを貫きます。12ラウンドには、チャンピオンが左右のフックを中心に、この試合最初で最後のラッシュをみせ、結果は大差の判定勝ち。フェリックス・シュトルムがドイツ人対決を制して、5度目の防衛に成功しました。

フェリックス・シュトルムはディフェンスを大切に戦うボクサーなので、派手な打ち合いもなく、左ジャブをコツコツと当てる玄人好みの試合内容ですが、「自分のボクシングに徹する強さ」があります。フェリックス・シュトルムに勝つためには、ガードを打ち破る破壊力、またはパンチを連打できるスタミナがないと苦しいでしょうね。実際、チャンピオンクラスじゃないと、フェリックス・シュトルムに勝つことは難しいと思いますよ。

試合結果

試合結果 フェリックス・シュトルムが12ラウンド、3-0の判定勝ちで世界タイトル防衛に成功。管理人の採点は118-110でフェリックス・シュトルムの勝ちでした。
【公式ジャッジの採点結果】
  • 119-109
  • 118-110
  • 118-110
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