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強打のマルコス・マイダナが無敗のビクトル・マヌエル・カージョと激突

次回はビタリ・クリチコがディレック・チゾラと拳を交える8度目の防衛戦!
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WBA暫定世界スーパーライト級タイトルマッチ

チャンピオン マルコス・マイダナ(アルゼンチン)
戦績:28戦27勝26KO1敗
挑戦者 ビクトル・マヌエル・カージョ(ドミニカ共和国)
戦績:25戦24勝16KO1無効試合

試合内容

KO率9割を超えるアルゼンチン出身の強打者、マルコス・マイダナが、無敗のまま世界タイトル初挑戦のチャンスを掴んだビクトル・マヌエル・カージョと激突します。中量級屈指のパンチ力を誇るマルコス・マイダナが圧倒するのか?ビクトル・マヌエル・カージョのテクニックとスピードがマルコス・マイダナを空回りさせるのか?好対照な特徴を持つボクサー同士の対決です。

試合は回転の速い左ジャブを突きながら中間距離で攻撃をする挑戦者のビクトル・マヌエル・カージョに対して、チャンピオンのマルコス・マイダナがガードを固めて距離を詰め、得意の右ストレート、左右のフックを顔面、ボディーへ打ち込もうとする展開で始まります。パンチ力はマルコス・マイダナが上ですが、スピードはビクトル・マヌエル・カージョのほうが上ですね。

管理人はビクトル・マヌエル・カージョの試合を初めて観ましたが、スピードがあってカウンターを取るのが上手いですね。自分の距離を徹底的に保って戦い、回転の速いパンチを連打できる強みがあります。中量級屈指の攻撃力を誇るマルコス・マイダナと言えども、ビクトル・マヌエル・カージョを追い詰めるのは至難の業かもしれませんね。

試合が大きく動いたのは2ラウンド終了間際。マルコス・マイダナの左フックがビクトル・マヌエル・カージョをとらえ、ダウンを奪います!ビクトル・マヌエル・カージョは「ラビッドパンチだ」とアピールしていますが、ビクトル・マヌエル・カージョがダッキングしたところへ、マルコス・マイダナの左フックが飛んできたので、偶発的に後頭部付近にパンチが当たりましたね。レフェリーのジョー・コルテスは故意ではなく、流れの中のパンチだとみなし、ダウンと判断したようです。

3ラウンドに入ると、ダウンを喫したビクトル・マヌエル・カージョがポイントを奪い返そうと距離を詰めてパンチを集めます。回転の速い連打で、ガードを固めるマルコス・マイダナに反撃のチャンスを与えません。「このままだと一気にペースを持っていかれる」と思ったのか、ビクトル・マヌエル・カージョは勝負に出ましたね。

4ラウンド、5ラウンドも同じように、ビクトル・マヌエル・カージョが接近戦で勝負を仕掛けます。これに対して、マルコス・マイダナも力強い左右のフックで応戦!パンチの手数、回転の速さはビクトル・マヌエル・カージョが上ですが、一撃の威力はマルコス・マイダナのほうが上です。手を止めたほうが一気にペースを失う、我慢比べになってきましたね。

5ラウンド終了間際には、ビクトル・マヌエル・カージョがマルコス・マイダナをコーナーへ詰めて回転の速い左右のフックを連打します。打たれ強いマルコス・マイダナでなければ、倒れてもおかしくないパンチが入っています。6ラウンドに入ると、ポイントを奪い返すため、開始直後からマルコス・マイダナが反撃開始。ガードを固めて距離を詰め、右ストレート、左右のフックを顔面へ強振します。

マルコス・マイダナはラウンド開始からパンチを打ち続けてビクトル・マヌエル・カージョを防戦一方に追い込み、ラウンド中盤、コンパクトな右アッパーをみぞおちに叩き込むと、ビクトル・マヌエル・カージョが悶絶しながらダウン!苦悶の表情を浮かべて苦しがるビクトル・マヌエル・カージョは立ち上がることができず、マルコス・マイダナが6ラウンドKO勝ちで2度目の防衛に成功しました。

マルコス・マイダナの破壊力がビクトル・マヌエル・カージョを飲み込んだ試合でしたね。最後のボディーへ打ち込んだ右アッパーはとてもコンパクトで、パンチが飛んでくると予想できなかったビクトル・マヌエル・カージョは、パンチを受けた瞬間に悶絶し、キャンバスに沈んでしまいました。

マルコス・マイダナは真正面からKO勝ちを狙うボクシングに徹するので、相手にカウンターを狙われ、パンチをまともにもらってしまう場面も目立ちますが、接近戦の打ち合いの強さは凄まじいものがあります。スピードで上回るボクサー相手に空回る可能性もありますが、対戦相手からすると、ブンブン振り回してくる強打は本当に驚異で、たとえ逃げ切るにしても並大抵の作業ではないと思います。常にKO勝ちを狙うマルコス・マイダナのボクシングは勝ち続ければ続けるほど、人気が出そうですね。

試合結果

試合結果 マルコス・マイダナが6ラウンドKO勝ちで2度目の防衛に成功。
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